2005年に購入にしたLUMIX DMC LX1とはいろいろなところへ行きました。いろんなイベント事にも参加しました。家で他愛もない日常を撮影しました。
しかし、購入して10年近くなると、記録媒体のSDカードも販売していないし、本体の動きも鈍くなり、買い換えを検討する時期になったのかと思いました。
しかし使い勝手がとてもよかったので、買うならLX1の後継機にしようかなと思いつつ、電気屋さんにいくと中々の高値がついており、時代は小型のミラーレス一眼の時代になっていました。
ゴツゴツとした今までの一眼レフとは別の次元のカメラが生まれていました。
「カメラ女子」という言葉がうまれたころです。女性の手にあわせてボディは小さく、かつ一眼レフの魅力を残しているカメラがたくさんありました。機能としては十分でどれを選んでも問題ないというカメラばかりで、価格帯もだいたい同じ程度で予算にもあいました。
しかし、LEICAのレンズを採用しているLUMIXへの誘惑が捨てられず、
他のミラーレス一眼よりレンズのズーム倍率が少々劣るが、小型化では抜群で、という悩ましいカメラに出会ってしまいました。
LUMIX DMC GM1
このカメラに惹かれてしまったのです。同時期に小型化で秀でていたPENTAXのQシリーズも魅力的でした。
電気屋さんやカメラ屋さんを巡って価格を調査してみました。どちらも値段は予定よりは少し高い位。どうしたものかと悩みつつ、年末になれば少しは値段が安くなるだろうと機が熟すのを待ちました。
2014年の年末、LUMIXのGM1の値段が下がったのです。きっとLUMIXを買う運命だったに違いない。
ところが、そのお店には展示品しかなく、在庫があるのはそのお店から約1時間かかる店舗。お店に届くのは正月あけになるというのです。
しかし、正月明けに友人と旅行に行く予定だったため、自ら在庫があるお店に受け取りに行くことにしました。
旅行の行き先は熊本で、阿蘇山が噴火したちょっとあとでした。
阿蘇山へは行けませんでしたが、高千穂や阿蘇神社など思い出深い旅になりました。
というのも、翌年の2016年熊本地震が起き、あちこち訪問した場所が崩れている映像がテレビに映ったのです。
熊本地震で被災され、近年では水害にも見舞われ・・・
熊本が少しでも早く復興することを願うばかりです。