デマや流言に振り回されてはいけない

インターネットの入り口

最近は新聞やテレビの他に、個人が実名を明かすことなく情報を発信できるツールがたくさんできました。

あなたがインターネットから得た情報は出所が確かなものですか?

インターネットの普及で、新聞を読む人が減っていますが、
新聞は新聞社が確実な裏付けのもと、一字一句間違いがないように制作されています。

その一方、インターネット上には、非常にたくさんの情報がありますが、残念ながらデマや流言、噂程度の情報が意図的に存在しています。

流言とは

“口づてなどの非制度的チャンネルを通して伝播する裏づけをもたない自然発生的な情報をいう。
流言蜚(飛)語ともいう。特定の人物や勢力が扇動的な意図をもって作為的に流すデマと異なる。
したがって流言の発生源はふつう特定できない。
本来人々に情報を提供すべきはずの制度的チャンネルが,何らかの理由で機能しなくなると,
人々はあいまいな状況下で不安に陥り,事態を定義づけようとして,たとえ不正確な情報であっても,
納得できそうなものであれば受けいれようとする。”

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版

耳打ちする人

スマートフォンのおかげで、インターネットへの入り口がとても身近になり、子どもでもインターネットへ接触できるようになりました。

悲しいことに、実名をかくして情報がいくらでも発信できるため、
責任をもって情報を発信していない人がたくさんいます。
そして、もっと悲しいのは、デマと噂話をまにうけ、その内容を人に伝えるにすることです。
その会話に付き合わされるのは、煩わしいものです。

大人でさえ、流言やデマに踊らされている今、
子どもたちがインターネットで危険な情報に接触するのは回避できません。
信頼できる情報とは何かを見極める力をつける必要がありますね。