そもそもブラジャーとは
ブラジャーとは女性がつける下着の事です。
女子は第二次性徴が始まると乳房が発達し始めます。
平均では10才から始まるそうです。
第二次性徴についてはこちらのサイトを参考にしています。
乳房が発達し始めると、乳腺が発達することで膨らみ始まります。
また、先端が目立つようにもなってきます。
10才というと小学4年生くらいですね。
その頃になると、胸の部分が何枚か布が重なった下着や
スポーツブラをその子の発達具合に合わせてつける様になります。
それは、運動したときの揺れなどで乳腺が切れたり、
乳腺を支えるクーパー靱帯への負担を減らすためです。
いわゆる「ブラジャー」は乳房のサイズに合わせてしっかりと乳房を
サポートし、女性らしい美しい体の形に整える効果もあります。
「乳腺」ってなに?
ところで「乳腺(にゅうせん)」ってなに?と
お思いの方もいらっしゃるでしょう。
乳腺とは、簡単に言えば母乳を作る器官です。
乳腺の構造を説明すると、複雑なので、ここでは割愛させていただきますが、乳腺についてはこちらのサイトがおすすめです。
妊娠中期になると、産後母乳がでるように乳腺が発達して
胸が大きくなります。
お腹の膨らみより、乳房が大きく目立つ人もいますよね。
そして出産すると、母乳を出すホルモンが分泌されて、母乳がでます。
乳房は脂肪と乳腺でできています。
乳腺が切れてしまうと、母乳が少なかったりでなかったりします。
しかし、出産した人が全員母乳がでるとは限りません。
現代を生きる女性にとっては、ストレスをたくさん抱えているため、
ストレスで母乳が出ない場合もあります。
ホルモンによる体の変化はとても繊細です。
女の子には、健康で赤ちゃんを産み、育てられるように
育ってもらいですね。
だから、女の子の親御さんには、第二次性徴が始まったら、適切なブラジャー乳房を守ってあげて欲しいと思います。
母乳で赤ちゃんを育てたあと、女性の乳房は簡単に言えばハリがなくなり、しぼんだ状態になって、下垂した状態になります。
それは、乳腺にためられていた母乳で膨らんでいたためで、母乳が作られなくなると
乳腺がしぼんでしまうためです。
そのため、産後、母乳の時期が終わったら下垂した乳房の形を
元に戻すためにもブラジャーが活躍します。
また、女性は出産適齢期を越えると、たとえ出産経験がなくても
乳房が下垂してきます。
先程、女性の乳房は脂肪と乳腺でできていると説明しましたが、
脂肪は自ら乳房の形を維持する力はありませんし、
乳腺が衰え痩せていきます。
脂肪が自ら形を維持する力がないと書きましたが、
それは全身の脂肪も同様です。重力で下へ下へと動こうとします。
脂肪は身につけている衣服によって形をかえます。
ですから、乳房にはサイズの合ったブラジャーをつけて、
下垂を防ぐ必要があります。
サイズのあったブラジャーとは
ブラジャーは、アンダーバストのサイズとトップバストのサイズの差に
よってカップが決まります。
そして、「カップのアルファベット+アンダーバストのサイズ(cm)」
たとえばカップがCカップでアンダーバストが70cmだったら「C70」と表されます。
カップの選び方はこちらに詳しくのっていますので、自分で計って調べてみるのもいいでしょう。
だれでも皮下脂肪が全身についています。
そして下着や衣服で形を維持しています。
つまり、身につけている下着や衣服にあわせて、脂肪が移動するということです。
サイズの合わないブラジャーをしていると、
胸の脂肪が周囲に移動してしまい、二の腕や背中に脂肪がたまることになります。
日々脂肪は移動しますので、ブラジャーを買うときは、
恥ずかしいかもしれませんが、サイズを測って、試着をしてみることが大切です。
下着のお店では試着の際、店員さんに見てもらうと、周囲の贅肉を集めて、
サイズが合っているかを判断してくれます。
意外とカップのサイズがアップすることもあるんですよ。
また、周囲に逃げた脂肪を寄せ集めてブラジャーの中に収める、
その技を店員さんから見て盗み、正しいブラジャーの付け方を身につけましょう。
ブラジャーは夜もつけるの?
昔は、第二次性徴の時期は、乳房への血行が悪くなるので、夜は外してねましょう。
なんて言われていましたが、現在では、成長中の乳房は繊細なので、
横になったとき、寝返りをうつときなど、乳房に負荷がかかるので、
ワイヤーの入っていないブラジャーで、乳房の動きを固定するといいといわれています。
そして、母乳をやめたときや出産適齢期をこえた女性は、重力に負けて
下垂しないように、脂肪が逃げないようにブラジャーをするといいそうです。
そして第二次性徴期を終えたあと、胸の周りに脂肪が付きだし、
胸のサイズが気になるようなったころ、
ブラジャーに贅肉を集めて定着させたりするため、夜もブラジャーをする事で、
胸の位置の高いところに固定するというナイトブラが人気です。
その行為を「育乳」と言うそうです。
胸のゴールデンポジションは、鎖骨と鎖骨の間のくぼみ、
左右の乳房のトップが正三角形になるところです。
その位置に脂肪を集めるにはサイズのあった、ホールド力がある夜専用のブラジャーがいろいろ出ています。
私のブラジャー事情
私のブラジャーに興味なんてないと思いますが、
こぼれ話として読んでいただければと思います。
ちなみに、私は第二次性徴期がおわったころ、痩せていたせいか、
胸の谷間がないのがコンプレクッスでした。
寄せる脂肪もほとんどなく、どんなに脂肪を集めても谷間ができませんでした。
本来、谷間があるべき場所には肋骨がゴツゴツと・・・・
しかし30才を越えたあと、食べ過ぎや飲んでいる薬の副作用もあって、一気に太った結果、悲しいくらいの肥満になってしまいました。
でも、巨乳になり、憧れの谷間ができるようになりました。
現在、意を決してお酒を断って、ダイエットしていますが、
胸の脂肪から減っていくのが悲しいかな、定番です。
以前、巨乳のグラビアアイドルの方がテレビでいっていたのは、
胸が揺れると脂肪が逃げてしまうので、運動するときは、胸をしっかり固定して
運動するそうです。
それを考えると、胸全体をホールドするナイトブラが役にたちそうですね。