美容オイルとは
植物油、動物油、石油を化粧品用に精製したもので、主に保湿を目的に使用されます。
直接肌につけられるので、顔はもちろん体にも使用可能です。
顔であれば、小じわ、ほうれい線などの年齢肌対策、乾燥対策におすすめです。
乾燥対策になるので、体であれば肘、膝、かかとのカサカサにも使えます。
髪の保湿にも使えるものもあります。
「美容オイル」はいくつかの種類に分けられます。
- 植物や動物の油脂・・・オリーブオイルやアルガンオイルなどの植物油、馬の脂肪などから作られる「馬油」など
- 炭化水素油・・・ワセリンやスクワランオイルなど。ワセリンは石油から抽出・精製してつくられます。スクワランオイルは動物由来、植物由来のものがありますが、どちらも原材料から抽出した「スクワレン」という物質を水素を添加して酸化しにくくした無色透明の液体です。
- ワックスエステル・・・動物性、植物性のものがありますが、美容オイルに使用されるものはほとんど植物性。ワックスエステルは皮脂にも含まれている成分です。植物性のオイルでは唯一ホホバオイルにのみ豊富に含まれています。皮膚に元々存在し、皮脂にも含まれることで肌の表面でバリア機能を担い、紫外線や乾燥から肌を守っています。
美容オイルとしては、そのまま使用するものもあれば、化粧品の成分として配合される場合があります。
しかし、オイルにはそれぞれの特性があり、その特性を利用するためにそのまま使用されることも多いです。
美容オイルの効果
美容オイルにはそれぞれの特性があり、匂いや使用感も様々です。
しかし、共通点があります。
- 肌の潤いをアップさせる・・・皮膚に浸透して水分を蓄えるものもあれば、表面で水分の蒸発を防ぐものもあります。
- 肌のバリア機能を高める・・・肌の表面に膜を作ることで水分を保持し、外部刺激から肌を守ります。
- 肌が柔らかくなる・・・肌の表面を角質層といいますが、角質層で水分を保ってくれるので、角質層の細胞がしっかり水分を持つことができて、肌が柔らかくなります。
それらの効果があるため、美容液やクリームなどの原料の一部として複数のオイルを使用しているものもあります。
しかし、自分の肌にあった美容オイルを選ぶことで、基礎化粧品のステップをいくつも省くことができる場合もあります。
基礎化粧品も美容オイルも、効果や値段が様々です。
選び方次第では、節約もできて美容効果も上がるということもあります。
美容オイルの選び方
≪植物性・動物性の美容オイル≫
肌になじみやすく、浸透性があるため、肌の水分量を上げたり、細胞をふっくらさせたりしてくれます。植物由来の美容成分が入っているので、美容液代わりに使用するのもいいでしょう。
比較的サラッとしています。
美容液やクリームのべったりとした感じが苦手な人は試してみる価値があるかもしれませんね。
また、乾燥肌の人はぜひ基本のケアに加えるのがおすすめ。
≪炭化水素油系の美容オイル≫
代表的なものはワセリンやスクワラン、ミネラルオイル(ベビーオイル)などです。
皮膚の表面に留まってくれるので、バリア機能のアップが期待できます。
敏感肌の方や外部刺激に弱い方はバリア機能アップのために使用するのも良い方法です。
病院などで処方される軟膏などの原料にも使われているので、安心して使えますよね。
肌のバリア機能は年齢とともに弱まっていくので、20代後半から外部刺激による炎症や乾燥を感じ始めたら、バリア機能の低下のサインです。
保湿の方法を見直す時期でもあります。
今までの基礎化粧品にプラスしてみるのも良い方法ですね。
≪ワックスエステル系の美容オイル≫
ワックスというと蝋のことを指しますが、美容オイルでワックスエステルというとほぼ「ホホバオイル」のことです。
ホホバオイルは紫外線に強く、日焼けを防ぐ効果もあります。
品質や値段も幅があり、顔に美容オイルとして使うものは、品質がよく金額も高くなります。
抗菌作用もあるのでニキビがあっても使えます。
保湿不足により、外部刺激をうけてできたニキビならなおさら使用してみる価値ありです。
紫外線から守る効果があるので、髪に使用するという人もいます。
≪まとめ≫
今使用している基礎化粧品では何か足りない。そう感じている方は、プラスしてオイルを使ってみるのがおすすめです。
お手入れ後はしっかりと肌が整うのに、時間が立つと乾燥するという人は、肌の表面を覆ってくれるタイプを。
化粧水がしっかり肌に浸透していないという人は、肌に浸透してくれるタイプを。
敏感肌で、一般的な基礎化粧品が使用できていないという人は、シンプルに肌の負担にならない化粧水とオイルを組み合わせて使うのも良い方法だと思います。
美容オイルについて参考になるサイトはこちら。
「cocorila」https://cocorila.jp/256
【参考までに】美容オイルにまつわる私の体験談
私は元々敏感肌でかっさかさの乾燥肌です。
二十歳くらいの若々しい頃から、エステや化粧品のカウンセリングでは肌の水分量でエステティシャンや美容部員さんを驚かしてきました。
30代半ばからでしょうか、保湿はしていたのですが、老化には耐えきれず、肌トラブル続出で市販の基礎化粧品が使えない時期がありました。
保湿は治療のための軟膏に含まれるワセリン頼みでした。
大きな肌トラブルが少し収まってきたころ、アロマテラピーで作る化粧水の土台になるグリセリンだけを使用して作った化粧水とスクワランで保湿をしていました。
アロマテラピーでつくる化粧水については、インターネットで検索していただくと色々つくりかたがありますので、興味のある方は自分にあった作り方やレシピを試してみてください。
グリセリンは保湿剤として医薬品や化粧品に含まれます。
薬局ではひび、あかぎれの薬として販売されている医薬部外品ですが、グリセリンのみで作られているので添加物の心配もなく、化粧水の材料として薄めて使用できます。
その後、肌トラブルの跡を消すために、積極的な方法をとりたいところですが、無難に保湿力をたかめターンオーバーを整えようと「ヘパリン類似物質」配合の乳液をプラスしました。
そのなケア方法も数ヶ月たち、積極的にターンオーバーを促したいので、週2回ふきとり化粧水を使用しているところです。
しかし、今気になるのは、化粧水の浸透ぐあいです。
私にも使える、ブースターになるものはないかとあれこれ調べているところです。
そんな時に見つけたものがあります。
【純度100%、オーガニック認証のマルラオイル】です。
美容オイル界に現れた新星「高浸透高保湿のマルラオイル」
シンプルなエイジングケアがかなう美容オイル、それが【VIRCHE】マルラオイル。
浸透性と保湿力で美容オイルとして有名になったアルガンオイルですが、それを越えるオイルが日本に上陸していました。
「マルラオイル」はアルガンオイルよりも高い浸透性と保湿力をもっています。
「マルラオイル」とは、南アフリカで育つ強い生命力をもつ植物マルラの実から抽出された天然オイルです。
- 肌本来の力を高め、エイジングケアには欠かせない美容成分がたくさん含まれています。
- ビタミンC、ビタミンE、αリノレン酸、オメガ6.9を配合
- 抗酸化力はオリーブオイルの約10倍。
化粧水のあとにマルラオイルを1~2滴を顔になじませるだけの簡単ケアで、肌本来の力を引き出します。
- 洗顔後の濡れた肌になじませると化粧水のブースターにも
- 目元のしわやほうれい線など深刻な年齢肌に念入りに塗り込んでエイジングケアに
- 顔、首、デコルテになじませてマッサージにも使えます
- 頭皮にも分け目にそって全体的に揉み込むと頭皮のケアも可能
- 洗髪後のタオルドライしたあと毛先からなじませればヘアケアも可能
- もちろんハンドケア、メイルケアにも
そんなマルラオイルをヴァーチェでは、国産、純度100%、無添加で商品化しました。
浸透力が強いので、ぬったあとはサラッとした使い心地です。
天然植物性のオイルはその植物の匂いがあったりして、顔に塗るにはちょっと・・・という場合もあります。
しかし【VIRCHE】マルラオイルは口コミをみるかぎり、匂いがないようです。
それはとても使用しやすいですよね。
香りのある基礎化粧品を使っているかたでも、匂いが混ざらないので安心してプラスできますね。
オイルが苦手という人の概念がかわるかもしれません。