心がつらい
一時的な場合でも、長期の場合でも、「心がつらい」。
そんな症状がありますよね。
大人でいろいろな情報を集められる状況であれば、その症状がどんなものなのか、何が原因かを調べたりすることができます。
でも本当につらい時、調べる気力もないこともあるでしょう。
この記事が本人やその家族に届くよう願って書きます。
一言で「心がつらい」と言える人はほとんどいないと思います。
「心がつらい」とき、別の形になって現れます。
- 原因のない不安や悲しみを感じ、いつも落ち込んでいる。
- 学校や会社に行きたいと思うのに、身体に何かしらの症状がでて行けない。(引きこもりや不登校、出社拒否)
- 何事も悪い方へ考えてしまう。
- 人と話す気力、着替える気力、お風呂に入る気力、ご飯を食べる気力、外にでる気力がでない。
などなど例をあげるとたくさんあって全てを書くのは難しいものがあります。
そんな症状はさまざまですが、こんなときが「心がつらい」が身体に出るときです。
これが自分の身に起きていたら、家族の誰かの身に起きていたらと思うと、どうにかしたいと思いますよね。
この「心がつらい」状況は、メンタルクリニックや心療内科・精神科にかかるべき症状です。
でも、それらの診療科やクリニックにいくのはとても勇気がいるし、ご家族が連れて行こうにも本人に気力が無ければどうにもなりません。
「心がつらい」というこの症状、実は「心」が原因ではありません。
問題は「脳」にあることが分かっています。
「心」は「脳」にある
「心がつらい」と感じるのは、脳がそうさせているといえます。
というのも、脳内の神経伝達物質が乱れていたり、足らなかったりするためです。
「心」に関する神経伝達物質はいくつもありますが、注目すべきはこれらの物質です。
どこかで聞いたことがある人も多いでしょう。
- ドーパミン・・・ノルアドレナリンやアドレナリンの材料になります。運動の調節、ホルモンの調節、喜びや幸せの勘定、意欲、学習に関わります。もっと簡単にいえば、生きるための意欲(ご飯を食べる・働く)、過去の記憶から経験から学習する能力を担い、生きていく上で欠かせないものです。
具体的な例としては、、快感を与える・意欲を向上させる・物事への執着を生む・動機付け・モチベーションアップ・学習能力の向上・記憶力の向上・集中力の向上・疲労感の減少・抗ストレス作用・運動機能の制御など - ノルアドレナリン・・・アドレナリンになる前の物質で、激しい感情や強い肉体作業などで人体がストレスを感じたときに、交感神経の情報伝達物質として放出されたり、副腎髄質からホルモンとして放出される物質です。
交感神経を刺激して、集中力の向上、判断力の向上、身体能力の向上などの作用があります。つまり、やる気、意欲、集中力などを高めてくれる物質ということです。
しかし、これらのようなポジティブな感情に作用することもあれば、「不安」「恐怖」「緊張」「怒り」などのネガティブな感情とも深く関わっていて、別名「怒りのホルモン」と呼ばれることもあります。 - セロトニン・・・ドーパミン・ノルアドレナリンを制御し、精神を安定させる働きをします。生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などに関与する物質です。
人体内には約10mg存在し、消化管粘膜に90%、血小板中に8%、脳内の中枢神経系に2%存在します。セロトニンの多くは小腸で作られます。そのセロトニンは脳に行かないため、脳でも少し作られています。
小腸で作られたセロトニンは腸の蠕動運動に大きく影響し、消化管のセロトニンが過剰に分泌されると下痢になり、分泌が少ないと便秘になります。 消化管で生成されたセロトニンの一部は血小板中に取り込まれ、血液凝固・血管収縮、疼痛の調節、脳血管の収縮活動の調節などに働きます。
一方で、脳内で作られるセロトニンは生理機能に大きく影響します。生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能と、気分障害・統合失調症・薬物依存などの病気に関与しているほか、ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。
そしてホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知、食欲などを制御しています。 - メラトニン・・・セロトニンから作られる物質です。メラトニンは、人間の体内時計の機能をはたしています。明るい日中には減り、夜暗くなると増えます。そうすることで、昼間は起きていて、夜は眠るという基本的な生体リズムを脈拍、体温、血圧などをコントロールすることで作っています。
そのため不規則な生活や昼間、太陽光を浴びないような生活を続けるとメラトニンがうまく分泌されず、不眠症などの睡眠障害の原因になります。
これらの物質の作用により「心がつらい」という状況が起こります。
「心がつらい」は改善できる
「心がつらい」という状況にする4つの神経伝達物質について書きました。
この4つに物質には大きな共通点があります。
それは、タンパク質からつくられるということです。
そして、ビタミンやミネラルなどによって姿を変えることです。
先ほどまで、難しい単語をつかって説明せざるを得ませんでしたが、「タンパク質、ビタミン、ミネラル」となれば聞き慣れた言葉になって、身近になってきたかと思います。
これらを摂取することで、「心がつらい」を改善する物質が体内で作られるようになります。
普段の食生活を見直す必要があるのはもちろんですが、なかなか難しいのも事実です。
そこで、必要な成分でできたサプリメントを使用するという方法もいいと思います。
それぞれの成分のサプリメントを使うとなると大変ですよね。
そこで、「心がつらい」に必要な物を詰め込んだサプリメント【ヒキウツ笑顔】があります。
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